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講座の内容

セミナーはアクティブラーニング方式で

講座では理解度を高めるために参加型の演習形式を取り入れています。

2018年度に実施した消消費向けセミナー「JARO市民講座」では、「広告のミカタ」のタイトルで「健康食品」をテーマに開催しました。講座では4~5人のグループになり、広告・表示について多彩な視点から議論し、最後に法律の理解のためのポイントについても学びました。
※多くの事例をご紹介できる講義型も可能です。



講座の目的、参加者、人数に合わせ、さまざまな手法で講座を組み立てます。

広告クイズで理解度を測る

画像はクイズの一例です。
実際の広告・表示にありがちな問題表現を多数掲載しています。問題がない広告・表示はどれか、そしてその理由も考えます。
楽しく講座を開始するとともに、終了後にもう一度トライすることで、講座の理解度を図る目的も兼ねています。

実際に広告案を作ってみる

広告・表示のルールを学んだ後、実際に広告案を作り、それをベースにグループでディスカッションをします。広告の送り手の視点を持つことで、普段接する広告・表示に対する感覚を養います。

広告・表示に接する際のポイントについて議論する

例えばオンラインショッピングサイトの事例では・・・
「返品送料0円」と大々的に言っているファッション通信販売のテレビCMを見た。「気に入らなければ返品すればよい。送料もかからない」と思ったAさんは、スマートフォンから数点の服などを購入した。実際に商品が届くと、ほとんどの物が返品する際に送料がかかる旨、同梱されている紙に書かれていた。びっくりして母親に相談し、母親が通販会社に連絡したところ「セール品は対象外のため、返品の際の送料がかかる」と説明された。

  • Aさんは購入時に何を確認するべきだったのでしょうか。
  • 短いテレビCMの注意点は?
  • 通販サイトで特に確認するべきことは?